systemdが特定のPIDFileファイルを不適切に処理することがわかりました。ローカルの攻撃者がこの問題を悪用し、systemdを誘導して権限のあるプロセスを終了させる可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 16.04 LTSのみです。(CVE-2018-16888) 

systemdが特定のudevadmトリガーコマンドを不適切に処理することがわかりました。ローカルの攻撃者がこの問題を悪用してsystemdにリソースを消費させ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
(CVE-2019-20386)

Jann Horn氏は、systemdがDynamicUserプロパティを使用するサービスを不適切に処理することを発見しました。ローカルの攻撃者がこの問題を使用し、今後、別のサービスが所有するリソースにアクセスする可能性があります。
この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 18.04 LTS のみです。(CVE-2019-3843、CVE-2019-3844) 

Tavis Ormandy 氏は、systemd が特定の Polkit クエリを不適切に処理することを発見しました。ローカルの攻撃者が、この問題を悪用して systemd をクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こしたり、任意のコードを実行し権限を昇格したりする可能性があります。(CVE-2020-1712)。

注意: Tenable Network Security は、前述の説明ブロックを Ubuntu セキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenable では、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

検出

Ubuntu 16.04 LTS / 18.04 LTS : systemd の脆弱性 (USN-4269-1)

high Nessus プラグイン ID 133523

バージョン 1.5