Debian DLA-2097-1 : ppp セキュリティ更新

critical Nessus プラグイン ID 133561

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Ilja Van Sprundel氏により、Point-to-Point Protocolデーモンpppに、バッファーオーバーフローの脆弱性が発見されました。クライアントモードでEAP Requestメッセージを受信する際、攻撃者が非常に長い名前を提供することにより、rhostname配列のオーバーフローを引き起こすことが可能になつていました。この問題は、Debianの強化ビルドフラグによっても緩和されます。

Debian 8「Jessie」では、この問題はバージョン2.4.6-3.1+deb8u1で修正されました。

使用しているpppのパッケージをアップグレードすることをお勧めします。

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける ppp、ppp-dev および ppp-udeb のパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/02/msg00005.html

https://packages.debian.org/source/jessie/ppp

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 133561

ファイル名: debian_DLA-2097.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/2/10

更新日: 2024/3/27

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-8597

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:ppp, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ppp-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ppp-udeb, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/2/9

脆弱性公開日: 2020/2/3

参照情報

CVE: CVE-2020-8597