Ubuntu 18.04 LTS : runC の脆弱性 (USN-4297-1)

high Nessus プラグイン ID 134367

概要

リモート Ubuntu ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

runCがマウントターゲットを不適切にチェックすることがわかりました。悪意のあるコンテナイメージを持つ攻撃者が、/procディレクトリーにマウントし、権限を昇格する可能性があります。この問題の影響を受けるのは、Ubuntu 18.04 LTSのみです。(CVE-2019-16884)

runCがアクセス制御を不適切に実行することがわかりました。攻撃者がこの問題を悪用して、権限を昇格する可能性があります。
(CVE-2019-19921)。

注意: Tenable Network Security は、前述の説明ブロックを Ubuntu セキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。Tenable では、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるgolang-github-opencontainers-runc-devやruncパッケージを更新してください。

参考資料

https://ubuntu.com/security/notices/USN-4297-1

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 134367

ファイル名: ubuntu_USN-4297-1.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/3/10

更新日: 2024/8/27

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2019-16884

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:runc, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:18.04:-:lts, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:golang-github-opencontainers-runc-dev

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Debian/dpkg-l, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/3/9

脆弱性公開日: 2019/9/25

参照情報

CVE: CVE-2019-16884, CVE-2019-19921

USN: 4297-1