Microsoft Windows SMBv3における圧縮のRCE(ADV200005)(CVE-2020-0796)(リモート)

critical Nessus プラグイン ID 134421

概要

リモートのWindowsホストはSMBの脆弱なバージョンを使用しています。

説明

悪意をもって細工された圧縮データパケットを処理する方法が原因で、リモートでコードが実行される脆弱性が、Microsoft Server Message Block 3.1.1(SMBv3)プロトコルにあります。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して認証をバイパスし、任意のコマンドを実行する可能性があります。

なお、プラグインは、圧縮されたSMB 3.1.1が有効となっているかどうかをチェックします。現在は脆弱性そのものは検証しません。

ソリューション

Microsoftは、ADV200005アドバイザリで、詳細とガイダンスを追加しています。

参考資料

http://www.nessus.org/u?736703d3

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 134421

ファイル名: smb_microsoft_windows_adv200005_remote.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: remote

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2020/3/11

更新日: 2023/2/23

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 10.0

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-0796

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 9.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, SMB/smb_dialect/3.1.1

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/3/12

脆弱性公開日: 2020/3/12

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/8/10

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (SMBv3 Compression Buffer Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2020-0796