Microsoft Windows Type 1フォント解析リモートコード実行の脆弱性(ADV200006)

critical Nessus プラグイン ID 134942

概要

リモートWindowsホストは、フォント解析の脆弱性の影響を受けます。

説明

Windows Adobe Type Manager Libraryが特別に細工されたマルチマスターフォントであるAdobe Type 1 PostScriptフォーマットを不適切に処理した場合に、Microsoft Windows に2つのリモートコード実行の脆弱性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用する方法は複数あります。たとえば、ユーザーを誘導して巧妙に作りこまれたドキュメントを開かせたり、それをWindowsプレビューペインで表示させたりする可能性があります。

Microsoftは、Windows 10を実行しているIT管理者がADV200006で説明されている回避策を実施するように推奨していないことに注意してください。詳細については、ベンダーアドバイザリを参照してください。

ソリューション

Microsoftは、ADV200006アドバイザリで、詳細とガイダンスを追加しています。

参考資料

http://www.nessus.org/u?f05dd830

https://www.kb.cert.org/vuls/id/354840/

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 134942

ファイル名: smb_microsoft_windows_adv200006.nasl

バージョン: 1.2

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2020/3/26

更新日: 2020/4/17

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

CVSS スコアの根本的理由: Rce

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: manual

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated, SMB/WindowsVersion, SMB/WindowsVersionBuild