TeamViewerでブルートフォース認証がバイパスされる

critical Nessus プラグイン ID 135707

概要

リモートのWindowsホストに、セキュリティ認証の脆弱性の影響を受けるプログラムがあります。

説明

TeamViewerのバージョン10.x~13.xでは、リモートの攻撃者が、「Cancel」の原因をスキップすることで、ブルートフォース認証の保護メカニズムをバイパスする可能性があります。これにより、デフォルトの4桁のPINの正しい値を判断しやすくなります。

ソリューション

Teamviewer 10を10.0.134865以降にアップグレードしてくださいTeamviewer 11の場合、11.0.133222以降にアップグレードしてください
Teamviewer 12の場合、12.0.181268以降にアップグレードしてください。Teamviewer 13の場合、13.2.36215にアップグレードしてください。Teamviewer 14の場合、14.2.8352にアップグレードしてください。または、ベンダーアドバイザリで概説されている回避策を適用してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?7b46a507

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 135707

ファイル名: teamviewer_13_2_9356.nasl

バージョン: 1.2

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2020/4/17

更新日: 2020/4/23

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2018-16550

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:teamviewer:teamviewer

必要な KB アイテム: SMB/TeamViewer/Installed, installed_sw/TeamViewer/

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2019/4/25

脆弱性公開日: 2018/9/5

参照情報

CVE: CVE-2018-16550