Amazon Linux 2：python-pillow（ALAS-2020-1412）
critical Nessus プラグイン ID 135930
Language:
概要
リモートのAmazon Linux 2ホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。説明
特別に細工された画像ファイルの処理中に、python-pillowが大量のメモリを割り当てたり、長時間を必要としたりする欠陥が発見されました。これにより、サービス拒否が生じる可能性があります。ライブラリを使って信頼できないファイルを処理するアプリケーションは、この欠陥に脆弱である可能性があります。（CVE-2019-16865）
python-pillowで、PCX画像のデコード時にメモリバッファの境界内で操作が適切に制限されない欠陥が発見されました。python-pillowを使って信頼できない画像をデコードするアプリケーションは、この欠陥の影響を受ける可能性があります。攻撃者はアプリケーションをクラッシュさせたり、システムでコードを実行したりできる可能性があります。
(CVE-2020-5312)
ソリューション
「yum update python-pillow」を実行してシステムを更新してください。参考資料
プラグインの詳細
深刻度: Critical
ID: 135930
ファイル名: al2_ALAS-2020-1412.nasl
バージョン: 1.3
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2020/4/24
更新日: 2020/7/14
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
現状値: 5.5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS スコアのソース: CVE-2020-5312
CVSS v3
リスクファクター: Critical
基本値: 9.8
現状値: 8.5
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:python-pillow, p-cpe:/a:amazon:linux:python-pillow-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:python-pillow-devel, p-cpe:/a:amazon:linux:python-pillow-doc, p-cpe:/a:amazon:linux:python-pillow-sane, p-cpe:/a:amazon:linux:python-pillow-tk, cpe:/o:amazon:linux:2
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2020/4/23
脆弱性公開日: 2019/10/4
参照情報
CVE: CVE-2019-16865, CVE-2020-5312
ALAS: 2020-1412