リモートのWindowsホストにインストールされているMcAfee Endpoint Security (ENS) for Windowsのバージョンは、10.5.x（10.5.5セキュリティホットフィックス129256より前）、10.6.x（10.6.1 2020年4月更新より前）、または10.7.x（10.7.0 2020年4月更新より前）です。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

  - 10.7.0 2020年2月更新より前のWindows用McAfee Endpoint Security（ENS）におけるシンボリックリンク操作の脆弱性により、認証されたローカルユーザーは権限の昇格を獲得できます。その際、ENSログファイルディレクトリから、シンボリックリンクを注意深く作成することで、ユーザーに変更権限がないファイルへのリンクを指し示すことができます。（CVE-2020-7250）

  - 10.7.0 2020年2月更新より前のWindows用McAfee Endpoint Security（ENS）で管理ユーザーインターフェイスに権限昇格の脆弱性があり、構成エラーが原因でローカルユーザーは昇格権限を取得できます。10.7.0 2020年2月更新より前のWindows用McAfee Endpoint Security（ENS）で管理ユーザーインターフェイスに権限昇格の脆弱性があり、構成エラーを介してローカルユーザーは昇格権限を取得できます。（CVE-2020-7255）     
  - 10.7.02020年2月更新より前のWindows用McAfee Endpoint Security（ENS）に権限昇格の脆弱性があります。ローカルユーザーは、ウイルス対策スキャンの進行中にシンボリックリンクのターゲットを変更することで、自分に権限がないファイルを削除したり作成したりできます。これはタイミングに依存します。（CVE-2020-7257）

  また、他の脆弱性の影響も受けます。詳細については、ベンダーのアドバイザリを参照してください。

検出

McAfee Endpoint Security for Windows 10.5.x < 10.5.5 セキュリティホットフィックス129256 / 10.6.x < 10.6.1 2020年4月更新/ 10.7.x < 10.7.0 2020年4月更新の複数の脆弱性（SB10309）

high Nessus プラグイン ID 135972