Wireshark 3.2.x < 3.2.5の脆弱性(macOS)

high Nessus プラグイン ID 138086

概要

リモートのmacOS/Mac OS Xホストにインストールされているアプリケーションは、脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのmacOS/Mac OS XホストにインストールされているWiresharkのバージョンは3.2.5より前です。したがって、wireshark-3.2.5のアドバイザリに記載されている脆弱性の影響を受けます。

- GVCPディセクタは、無限ループに陥る可能性があります。無効な形式のパケットをワイヤに注入するか、誰かに無効な形式のパケットトレースファイルを読み取らせることで、WiresharkがCPUリソースを過剰に消費する可能性があります。(CVE-2020-15466)

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Wiresharkをバージョン3.2.5以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.wireshark.org/docs/relnotes/wireshark-3.2.5.html

https://bugs.wireshark.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=16029

https://www.wireshark.org/security/wnpa-sec-2020-09

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 138086

ファイル名: macosx_wireshark_3_2_5.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: macosx

公開日: 2020/7/2

更新日: 2020/8/21

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-15466

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:wireshark:wireshark

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/MacOSX/Version, installed_sw/Wireshark

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/7/1

脆弱性公開日: 2020/7/1

参照情報

CVE: CVE-2020-15466

IAVB: 2020-B-0037-S