Microsoft Team Foundation ServerおよびAzure DevOps Serverのセキュリティ更新プログラム(2020年7月)

medium Nessus プラグイン ID 138472

概要

Microsoft Team Foundation Serverは、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性による影響を受けます。

説明

Microsoft Team Foundation Server/Azure DevOps Serverにセキュリティ更新プログラムがありません。このため、ユーザー指定の入力を適切にサニタイズできないことにより、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性の影響を受けます。認証された攻撃者がこれを悪用して、巧妙に作りこまれたペイロードをTFSまたはAzure DevOpsサーバーに送信する可能性があります。これは侵害されたページにユーザーがアクセスするたびにユーザーのコンテキストで実行されます。

ソリューション

Microsoftはこれらの問題に対応するために、以下の更新プログラムをリリースしています。
- Team Foundation Server 2018 Update 3.2 w/パッチ12
- Azure DevOps Server 2019 Update 0.1 w/パッチ7
- Azure DevOps Server 2019 Update 1.1 w/パッチ4

ベンダーのガイダンスを参照して、適用するバージョンとパッチを判断してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?a7db314e

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 138472

ファイル名: smb_nt_ms20_jul_team_foundation_server.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/7/14

更新日: 2021/3/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.0

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 3.5

現状値: 2.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2020-1326

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.4

現状値: 4.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:azure_devops_server, cpe:/a:microsoft:visual_studio_team_foundation_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/7/14

脆弱性公開日: 2020/7/14

参照情報

CVE: CVE-2020-1326