Microsoft Edge(chromium)<81.0.416.72複数の脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 139061

概要

リモートホストに、複数の脆弱性の影響を受ける Web ブラウザがインストールされています。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている Microsoft Edge (Chromium) のバージョンは、81.0.416.72 より前です。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- WebRTCでSCTPチャンクを解析および検証する際に、バッファオーバーフローが発生する可能性があります。これにより、メモリ破損と悪用可能なクラッシュが発生する可能性がありました。(CVE-2020-6831)

- Microsoft Edge(Chromium)のBlinkでの型の取り違え(Type Confusion)により、リモートの攻撃者が、細工されたHTMLページを介してヒープ破損を悪用する可能性がありました。(CVE-2020-6464)

ソリューション

Microsoft Edge(Chromium)81.0.416.72以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?2ec7f076

http://www.nessus.org/u?b4f0f972

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 139061

ファイル名: microsoft_edge_chromium_81_0_416_72.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2020/7/29

更新日: 2020/8/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-6831

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:edge

必要な KB アイテム: installed_sw/Microsoft Edge (Chromium), SMB/Registry/Enumerated

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/5/7

脆弱性公開日: 2020/5/5

参照情報

CVE: CVE-2020-6464, CVE-2020-6831