WordPressプラグイン「File Manager」6.x < 6.9リモートコードの実行

critical Nessus プラグイン ID 140211

概要

リモートのWordPressアプリケーションには、リモートコード実行の脆弱性の影響を受けるプラグインがインストールされています。

説明

リモートホストで実行されているWordPressアプリケーションには、6.9より前の6.xバージョンの「File Manager」プラグインがあります。このため、elFinderの不適切な組み込みにより、リモートコード実行の脆弱性に影響を受けます。認証されていないリモート攻撃者がこれを悪用し、巧妙に作りこまれたリクエストをconnector.minimal.phpファイルに送信することで、脆弱なWordPressサイトでリモートコード実行を行う可能性があります。

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

「File Manager」プラグインを 6.9 または以降のバージョンにアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?53de38d7

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 140211

ファイル名: wordpress_plugin_wp_file_manager_6_9_rce.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2020/9/4

更新日: 2024/6/6

サポートされているセンサー: Nessus

Enable CGI Scanning: true

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-25213

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 9.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:wordpress:wordpress

必要な KB アイテム: installed_sw/WordPress, www/PHP

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/9/1

脆弱性公開日: 2020/9/1

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/5/3

エクスプロイト可能

Core Impact

Metasploit (WordPress File Manager Unauthenticated Remote Code Execution)

Elliot (WordPress File Manager < 6.9 File Upload)

参照情報

CVE: CVE-2020-25213

IAVA: 2020-A-0425