SUSE Linux Enterprise 12 SP5 Azureカーネルが更新され、さまざまなセキュリティとバグの修正が行われています。

以下のセキュリティバグが修正されました。

CVE-2020-1749：ip6_dst_lookupの代わりにip6_dst_lookup_flowを使用します（bsc#1165629）。

CVE-2020-14314：do_split()の潜在的な負の配列インデックスを修正しました（bsc#1173798）。

CVE-2020-14356：権限昇格を引き起こす可能性があるcgroupv2サブシステムのNULLポインターデリファレンスを修正しました（bsc#1175213）。

CVE-2020-14331：vgaconのスクロールバック処理で欠落していたチェックを修正しました（bsc#1174205）。

CVE-2020-16166：ネットワークRNGの内部状態に関する機密情報の取得に役立つ観測をリモート攻撃者が行う可能性のある、潜在的な問題を修正しました（bsc#1174757）。

CVE-2020-24394：ファイルシステムにACLサポートがない場合に、新しいファイルシステムオブジェクトに不適切な権限を設定する可能性がある問題を修正しました（bsc#1175518）。

更新パッケージには、セキュリティ関連以外の修正も含まれています。詳細については、アドバイザリを参照してください。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

検出

SUSE SLES12セキュリティ更新プログラム：kernel（SUSE-SU-2020:2540-1）（Spectre）

high Nessus プラグイン ID 140385

バージョン 1.3