Microsoft Visual Studio Code Python拡張機能のセキュリティ更新プログラム (2020年10月 )

high Nessus プラグイン ID 141452

概要

セキュリティ更新プログラムが不足するアプリケーションがリモートホストにインストールされています。

説明

Python拡張機能がJupyterノートブックファイルを読み込んだ場合、Visual Studio Codeにリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現行ユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。現行ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるシステムを乗っ取る可能性があります。攻撃者が、完全なユーザー権限で、プログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または新規アカウントの作成を実行する可能性があります。

この脆弱性を悪用するには、攻撃者は標的にしたユーザーを誘導して、Python拡張機能がインストールされたVisual Studio Codeで特別に細工したファイルを開かる必要があります。

更新プログラムでは、Visual Studio Code Python拡張機能がノートブックコンテンツを処理する方法を変更することにより、この脆弱性に対応します。

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

VS CodeのPython拡張機能を2020.9.114305以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?80fde7da

http://www.nessus.org/u?a9baf3bb

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 141452

ファイル名: microsoft_visual_studio_code_ms20_oct.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2020/10/14

更新日: 2024/2/15

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-16977

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7

現状値: 6.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:visual_studio_code

必要な KB アイテム: installed_sw/Microsoft Visual Studio Code

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/10/6

脆弱性公開日: 2020/10/13

参照情報

CVE: CVE-2020-16977

IAVA: 2020-A-0459-S