Oracle Linux 8: qt5-qtbaseおよびqt5-qtwebsockets (ELSA-2020-4690 )
high Nessus プラグイン ID 142803
Language:
概要
リモートのOracle Linuxホストに、1つ以上のセキュリティ更新プログラムがありません。説明
リモートのOracle Linux 8ホストに、ELSA-2020-4690アドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。- 5.14までのQtでは、QXmlStreamReaderで不適切に処理される細工されたSVGドキュメントを介して、指数関数的なXMLエンティティ拡張攻撃が可能です。これは CVE-2003-1564に関連する問題です。 (CVE-2015-9541 )
- 5.14.1までのQtでは、WebSocketの実装により、フレームに対して2GB、メッセージに対して2GBまで受け入れます。
これより小さな制限は構成できません。このため、攻撃者がサービス拒否 (メモリ消費 ) を引き起こしやすくなります。 (CVE-2018-21035 )
- Mumble 1.3.0や他の製品の非公式ビルドで使用されている5.12.2から5.14.2までのQtは、OpenSSLのエラーキューを誤って処理します。これにより、QslSocketユーザーへのサービス拒否が引き起こされる可能性があります。関連のないTLSセッションでエラーが漏洩するため、ハンドシェイクが失敗すると、関連のないセッションが切断される可能性があります。(Qtのバージョンに関係なく、Mumble 1.3.1は影響を受けません。 ) (CVE-2020-13962 )
- qt: 攻撃者により配置されたファイルは、作業ディレクトリに影響を与え、悪意のあるコード実行につながる可能性があります (CVE-2020-0569 )
- 5.14.0、5.12.7および5.9.10以前のQTライブラリにおける制御されていない検索パスにより、認証されたユーザーが、ローカルアクセスを介して権限昇格を有効にする可能性があります。 (CVE-2020-0570 )
Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。
ソリューション
影響を受けるパッケージを更新してください。参考資料
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 142803
ファイル名: oraclelinux_ELSA-2020-4690.nasl
バージョン: 1.4
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2020/11/12
更新日: 2024/2/8
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 4.4
現状値: 3.4
ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS スコアのソース: CVE-2020-0570
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 7.3
現状値: 6.6
ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: cpe:/o:oracle:linux:8, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-assistant, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-designer, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-doctools, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-linguist, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qdbusviewer, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-common, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-examples, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-gui, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-mysql, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-odbc, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-postgresql, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-private-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtbase-static, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools-common, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools-examples, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools-libs-designer, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools-libs-designercomponents, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools-libs-help, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qttools-static, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtwebsockets, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtwebsockets-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:qt5-qtwebsockets-examples
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2020/11/10
脆弱性公開日: 2020/1/24
参照情報
CVE: CVE-2015-9541, CVE-2018-21035, CVE-2020-0569, CVE-2020-0570, CVE-2020-13962