WU-FTPD MAIL_ADMIN 機能のリモートオーバーフロー

high Nessus プラグイン ID 14371

概要

リモート FTP サーバーは、バッファオーバーフロー脆弱性の影響を受けます。

説明

MAIL_ADMIN が有効な状態で Wu-Ftpd をコンパイルするとき、リモート Wu-FTPD サーバーがパス名の境界を適切に確認できず、その結果バッファオーバーフローが発生します。特別に作り上げられたリクエストにより、攻撃者は、ユーザー Wu-Ftpd が実行するように(通常は root)任意のコードを実行して、整合性および/または可用性が喪失されることがあります。

この脆弱性は、Wu-Ftpd のデフォルトのインストールにはないことに注意する必要があります。

サーバーは、ファイルがアップロードされたときに管理者に通知するように、「MAIL_ADMIN」オプションを使用して構成する必要があります。

*** Nessus は、この警告を出すためにリモートサーバーのバナーにのみ
*** 依存していたため、誤検知の可能性があります。

ソリューション

Wu-FTPd 2.6.3 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://seclists.org/bugtraq/2003/Sep/336

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 14371

ファイル名: wu_ftpd_mail_admin.nasl

バージョン: 1.22

タイプ: remote

ファミリー: FTP

公開日: 2004/8/25

更新日: 2018/11/15

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

必要な KB アイテム: ftp/login, ftp/wuftpd, Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2003/9/22

参照情報

CVE: CVE-2003-1327

BID: 8668