リモートホストにインストールされているOracle E-Business Suiteのバージョンは、2021年1月のCPUアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。

  - Oracle E-Business SuiteのOracle Scripting製品における脆弱性（コンポーネント：複数）。
    サポートされているバージョンで影響を受けるのは、12.1.1-12.1.3および12.2.3-12.2.8です。容易に悪用可能な脆弱性があり、認証されていない攻撃者がHTTPを介してネットワークにアクセスし、Oracle Scriptingを侵害する可能性があります。この脆弱性に対する攻撃が成功すると、Oracle Scriptingの乗っ取りが発生する可能性があります。（CVE-2021-2029）

  - Oracle E-Business SuiteのOracle One-to-One Fulfillment製品における脆弱性（コンポーネント：プリントサーバー）。サポートされているバージョンで影響を受けるのは、12.1.1-12.1.3および12.2.3-12.2.10です。容易に悪用可能な脆弱性があり、認証されていない攻撃者がHTTPを介してネットワークにアクセスし、Oracle One-to-One Fulfillmentを侵害する可能性があります。この脆弱性に対する攻撃が成功すると、重要なデータやOracle One-to-One Fulfillmentがアクセスできるすべてのデータが権限なしで作成、削除、変更される可能性があるとともに、権限なしで重要なデータにアクセスできるようになったり、Oracle One-to-One Fulfillmentがアクセスできるすべてのデータに完全にアクセスできるようになったりする可能性があります。（CVE-2021-2100、CVE-2021-2101）

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

検出

Oracle E-Business Suiteの複数の脆弱性（2021年1月CPU）

critical Nessus プラグイン ID 145220

バージョン 1.10