リモートのMacOSまたはMac OS XホストにインストールされているMicrosoft .NET Coreランタイムにセキュリティ更新プログラムがありません。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

  - X509認証チェーン構築中にHTTPS webのリクエストを作成する際、.NET Coreにサービス拒否の脆弱性が存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、アプリケーションの応答を停止させる可能性があります。（CVE-2021-1721）

  -特定の種類のグラフィックスファイルを解析するとき、リモートコード実行の脆弱性が.NET Coreにあります。認証されていないリモート攻撃者がこの脆弱性を悪用し、任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性は、macOSまたはLinuxで実行されているシステムにのみ存在します。（CVE-2021-24112）

Nessusはこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

検出

.NET Coreのセキュリティ更新プログラム（2021年2月）（macOS）

high Nessus プラグイン ID 146347

バージョン 1.10