SUSE SLES15 セキュリティ更新プログラム: kernel (SLE 15 SP3 用の Live Patch 11) (SUSE-SU-2022:0436-1)

high Nessus プラグイン ID 158124

Language:

概要

リモートの SUSE ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

リモートの SUSE Linux SLES15 ホストには、SUSE-SU-2022:0436-1 のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

- Unix ドメインソケットファイルハンドラーの Linux カーネルのガベージコレクションで、ユーザーが close() と fget() を同時に呼び出し、競合状態をトリガーする可能性のある方法で、read-after-free メモリ欠陥が見つかりました。この欠陥により、ローカル ユーザーがシステムをクラッシュさせたり、システム上で権限を昇格させたりする可能性があります。
この欠陥は、5.16-rc4 より前の Linux カーネルバージョンに影響を与えます。(CVE-2021-4083)

- Linux カーネルの TIPC プロトコル機能に、スタックオーバーフローの欠陥が見つかりました。ドメインメンバーノードの数が許可されている64を超える場合で、ユーザーが悪意のあるコンテンツを含むパケットを送信する形です。
TIPC ネットワークへのアクセス賢がある場合、この欠陥により、リモートユーザーがシステムをクラッシュさせたり、権限を昇格させたりする可能性があります。(CVE-2022-0435)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

影響を受ける kernel-livepatch-5_3_18-59_40-default パッケージを更新してください。

参考資料

https://bugzilla.suse.com/1194460

https://bugzilla.suse.com/1195308

https://www.suse.com/security/cve/CVE-2021-4083

https://www.suse.com/security/cve/CVE-2022-0435

http://www.nessus.org/u?b470dab9

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 158124

ファイル名: suse_SU-2022-0436-1.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2022/2/17

更新日: 2023/7/13

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2022-0435

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:novell:suse_linux:kernel-livepatch-5_3_18-59_40-default, cpe:/o:novell:suse_linux:15

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/SuSE/release, Host/SuSE/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2022/2/16

脆弱性公開日: 2022/1/18

参照情報

CVE: CVE-2021-4083, CVE-2022-0435

SuSE: SUSE-SU-2022:0436-1