Apache mod_suexec 複数の権限昇格の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 17693

概要

リモート Apache サーバーは、複数の権限昇格の攻撃に脆弱です。

説明

リモートホストは、Apache を実行しているようであり、以下の脆弱性の影響を受ける可能性があります:

- ディレクトリやファイルの間での検証や使用で、suexec に複数の競合状態が存在します。特定の状況下で、ローカルのユーザーが、それ以外のディレクトリやシンボリックリンクの攻撃によって、権限を昇格させ、任意のコードを実行する可能性があります。
(CVE-2007-1741)

- Apacheのsuexecモジュールが、パスで部分的な比較だけしか実行しないため、権限昇格を引き起こす可能性があります。(CVE-2007-1742)

- Apache の suexec モジュールが、コマンドラインで、ユーザーやグループの ID を適切に検証しません。「/proc」ファイルシステムがマウントされると、ローカルのユーザーがsuexecを利用して、権限を昇格させる可能性があります。(CVE-2007-1743)

注意:このプラグインは、Apache の存在だけをチェックし、実際の構成はチェックしません。

ソリューション

suexec を無効にするか、ユーザーがドキュメント root に書き込むことを許可しません。

参考資料

https://marc.info/?l=apache-httpd-dev&m=117511568709063&w=2

https://marc.info/?l=apache-httpd-dev&m=117511834512138&w=2

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 17693

ファイル名: apache_mod_suexec.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: remote

ファミリー: Web Servers

公開日: 2011/11/18

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.2

現状値: 4.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7

現状値: 6.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:http_server

必要な KB アイテム: installed_sw/Apache, Settings/PCI_DSS

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2007/4/11

参照情報

CVE: CVE-2007-1741, CVE-2007-1742, CVE-2007-1743

BID: 23438