5.9より前のOpenSSHの複数のDoS

medium Nessus プラグイン ID 17703

概要

リモートホスト上のSSHサーバーに、複数のサービス拒否の脆弱性があります。

説明

バナーによると、リモートホストで実行されているOpenSSHのバージョンは5.9より前です。このようなバージョンは、複数のサービス拒否の脆弱性の影響を受けます:

- gss-serv.cの「ssh_gssapi_parse_ename」関数に、サービス拒否の脆弱性が存在します。gssapi-with-micが有効にされている場合、リモートの攻撃者がこの脆弱性を発生させて、特定の長さフィールドの大きな値を介して、サービス拒否状態を引き起こす可能性があります。
(CVE-2011-5000)

- FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、およびその他の製品では、認証されたリモートの攻撃者が、remote_glob()およびprocess_put()関数を悪用して、サービス拒否(CPUおよびメモリ消費)を引き起こす可能性があります。
(CVE-2010-4755)

ソリューション

OpenSSH 5.9または以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://cxsecurity.com/research/89

http://site.pi3.com.pl/adv/ssh_1.txt

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 17703

ファイル名: openssh_59.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: remote

ファミリー: Denial of Service

公開日: 2011/11/18

更新日: 2024/3/27

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4

現状値: 3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:openbsd:openssh

必要な KB アイテム: Settings/PCI_DSS, installed_sw/OpenSSH

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/9/6

脆弱性公開日: 2010/7/7

参照情報

CVE: CVE-2010-4755, CVE-2011-5000

BID: 54114, 68757