Apache Tomcat 4.x < 4.1.36 の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 17726

概要

リモートの Apache Tomcat サービスは複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモートホストでリッスンしている Apache Tomcat 4.x のインスタンスは、4.1.36 より前のバージョンです。そのため、以下の脆弱性の影響を受けます。

- 複数の「content-length」ヘッダーが含まれているリクエストが、無効として拒否されていません。このエラーにより、Web キャッシュポイズニング、クロスサイトスクリプティング攻撃、および情報漏洩できることがあります。(CVE-2005-2090)

- ディレクトリトラバーサルを介して機密情報を漏洩できる、入力サニタイズエラーが存在します。この脆弱性は、「Proxy」モジュールを使用するようにサーバーが構成されている場合に顕在化されます。
(CVE-2007-0450)

- 「Accept-Language」ヘッダーが適切に検証されず、これによってクロスサイトスクリプティング攻撃が可能になることがありります。
(CVE-2007-1358)

Nessus では、実際にはこれらの欠陥をテストせず、その代わりに Tomcat のバナーのバージョンまたはエラーページに依存するため、これは誤検出の可能性があることに、注意してください。

ソリューション

Apache Tomcat バージョン 4.1.36 または以降に更新してください。

参考資料

http://tomcat.apache.org/security-4.html#Fixed_in_Apache_Tomcat_4.1.36

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 17726

ファイル名: tomcat_4_1_36.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: combined

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Web Servers

公開日: 2011/11/18

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 2.2

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2005-2090

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.3

現状値: 4.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:tomcat

必要な KB アイテム: installed_sw/Apache Tomcat

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2007/4/7

脆弱性公開日: 2005/6/6

参照情報

CVE: CVE-2005-2090, CVE-2007-0450, CVE-2007-1358

BID: 13873, 22960, 24524

CWE: 22, 79