Foxit PDF Editor < 12.1.3の複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 178466

概要

リモートの Windows ホストにインストールされている PDF ツールキットは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

バージョン情報によると、リモート Windows ホストにインストールされている Foxit PDF Editor (旧称: Foxit PhantomPDF) は、12.1.3より前です。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- Foxit Reader 12.1.2.15332 に実装されている Javascript の checkThisBox メソッドに、型の取り違えの脆弱性が存在します。特別に細工された悪意のある PDF 文書内の JavaScript コードが、メモリの破損を引き起こし、リモートコード実行を引き起こす可能性があります。この脆弱性を引き起こすには、ユーザーが悪意のあるファイルを開く必要があります。(CVE-2023-32664)

- Foxit Softwares の PDF Reader バージョン 12.1.2.15332 の JavaScript エンジンにメモリ解放後使用 (Use After Free) の脆弱性が存在します。ページに関連付けられたオブジェクトを時期尚早に削除することで、特別に細工された PDF ドキュメントにより以前に解放されたメモリの再使用が行われ、任意コード実行が引き起こされる可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を誘発させるには、ユーザーを騙して悪意のあるファイルを開かせる必要があります。ブラウザのプラグイン拡張が有効な場合にユーザーが特別に細工された悪意のあるサイトにアクセスすると、悪用が可能になります。(CVE-2023-27379、CVE-2023-33866)

- Foxit Softwares の PDF Reader バージョン 12.1.1.15289 の JavaScript エンジンにメモリ解放後使用 (Use After Free) の脆弱性が存在します。特定のタイプのフォームフィールドを操作することで、特別に細工された PDF ドキュメントが、以前に解放されたメモリの再利用を発生させる可能性があります。これによってメモリが破損し、任意のコードが実行される可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を誘発させるには、ユーザーを騙して悪意のあるファイルを開かせる必要があります。ブラウザのプラグイン拡張が有効な場合にユーザーが特別に細工された悪意のあるサイトにアクセスすると、悪用が可能になります。(CVE-2023-28744)

- Foxit Reader 12.1.2.15332 が注釈の破棄する方法に、メモリ解放後使用 (Use After Free) の脆弱性が存在します。
特ベルに細工された悪意のある PDF ドキュメント内の JavaScript コードは、以前に解放されたオブジェクトの再利用を引き起こす可能性があります。これにより、メモリの破損が発生し、任意のコード実行が行われる可能性があります。特別に細工された悪意のある PDF 文書内の JavaScript コードが、メモリの破損を引き起こし、リモートコード実行を引き起こす可能性があります。ブラウザのプラグイン拡張が有効な場合にユーザーが特別に細工された悪意のあるサイトにアクセスすると、悪用が可能になります。(CVE-2023-33876)

Nessus はこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Foxit PDF Editor をバージョン 12.1.3 以降にアップグレードしてください

参考資料

http://www.nessus.org/u?a27a3e57

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 178466

ファイル名: foxit_pdf_editor_12_1_3.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2023/7/19

更新日: 2023/12/1

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2023-33876

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:foxitsoftware:phantompdf, cpe:/a:foxitsoftware:phantom

必要な KB アイテム: installed_sw/FoxitPhantomPDF, SMB/Registry/Enumerated

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2023/7/19

脆弱性公開日: 2023/7/19

参照情報

CVE: CVE-2023-27379, CVE-2023-28744, CVE-2023-32664, CVE-2023-33866, CVE-2023-33876, CVE-2023-38105, CVE-2023-38106, CVE-2023-38107, CVE-2023-38108, CVE-2023-38109, CVE-2023-38110, CVE-2023-38111, CVE-2023-38112, CVE-2023-38113, CVE-2023-38114, CVE-2023-38115, CVE-2023-38116, CVE-2023-38117, CVE-2023-38118, CVE-2023-38119

IAVA: 2023-A-0374-S