Apache Spark < 3.4.0 の権限昇格 (CVE-2023-22946)

critical Nessus プラグイン ID 182512

概要

リモートホストに、権限昇格脆弱性の影響を受けるウェブアプリケーションが含まれています。

説明

3.4.0 より前のバージョンの Apache SIP では、sark-submit を使用するアプリケーションが、実行する「proxy-user」を指定して、権限を制限できます。ただし、アプリケーションは、悪意のある構成関連クラスをクラスパスに提供することで、送信したユーザーの権限でコードを実行できます。これは、Apache Livy を使用して送信されたアプリケーションを管理するアーキテクチャなど、proxy-user に依存するアーキテクチャに影響を与えます。Apache Spark 3.4.0 以降に更新し、spark.submit.proxyUser.allowCustomClasspathInClusterMode がデフォルトの「false」に設定されており、かつ送信されたアプリケーションによってオーバーライドされないことを確認してください。

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Apache Spark を 3.4.0 にアップグレードし、ベンダーのアドバイザリで指定されているとおりに設定されていることを確認してください。

参考資料

https://lists.apache.org/thread/yllfl25xh5tbotjmg93zrq4bzwhqc0gv

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 182512

ファイル名: apache_spark_CVE-2023-22946.nasl

バージョン: 1.1

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2023/10/4

更新日: 2023/10/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.3

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 6.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2023-22946

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.9

現状値: 8.6

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:spark

必要な KB アイテム: installed_sw/Apache Spark

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/4/13

脆弱性公開日: 2023/4/15

参照情報

CVE: CVE-2023-22946