Golang 1.20.x < 1.20.9、1.21.x < 1.21.2 RCE

high Nessus プラグイン ID 183031

概要

リモートの Windows ホストにインストールされているアプリケーションは、リモートでコードが実行される脆弱性の影響を受けます。

説明

Line ディレクティブ (「//line」) は「//go cgo_」ディレクティブでの制限をバイパスするのに使用できます。これにより、ブロックされたリンカーとコンパイラフラグがコンパイル中に渡されます。これにより、「go build」の実行時に、任意コードが予期せず実行される可能性があります。line ディレクティブでは、ディレクティブが存在するファイルの絶対パスが必要です。そのため、この問題の悪用が非常に複雑になります。

Nessus はこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

ソリューション

Golang Go バージョン 1.20.9、1.21.2、またはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://github.com/golang/go/issues/63211

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 183031

ファイル名: golang_1_21_2.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2023/10/13

更新日: 2024/1/5

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 5.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2023-39323

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.1

現状値: 7.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:golang:go

必要な KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated, installed_sw/Golang Go Programming Language

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2023/10/5

脆弱性公開日: 2023/10/5

参照情報

CVE: CVE-2023-39323

IAVB: 2023-B-0080-S