Ubuntu 16.04 ESM / 18.04 ESM / 20.04 ESM : RPM Package Manager の脆弱性 (USN-5273-1)
high Nessus プラグイン ID 183159
Language:
概要
リモート Ubuntu ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
リモートの Ubuntu 16.04 ESM / 18.04 ESM / 20.04 ESM ホストには、USN-5273-1 のアドバイザリに記載された複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。- lib/header.c の RPM の hdrblobInit() に欠陥が見つかりました。この欠陥により、攻撃者が rpmdb を変更して領域外読み取りを引き起こす可能性があります。この脆弱性が最大の脅威となるのは、システムの可用性です。(CVE-2021-20266)
- パッケージファイルを読み込む際の RPM の署名チェック機能に欠陥が見つかりました。この欠陥により、攻撃者が署名ヘッダーが変更された、検証可能に見えるパッケージをインストールするように被害者を誘導できる場合、RPM データベースを破損させ、コードを実行することができます。この脆弱性が最大の脅威となるのは、データの整合性、機密性、およびシステムの可用性です。(CVE-2021-20271)
-RPMパッケージの読み取り機能に欠陥が見つかりました。この欠陥により、攻撃者が被害者を誘導し、検証可能に見えるパッケージをインストールさせ、RPMリポジトリに不正にアクセスさせることができる場合、RPMデータベースを破損させることが可能です。この脆弱性からの最大の脅威は、データの整合性です。この欠陥は、4.17.0-alphaより前のRPMのバージョンに影響を与えます。(CVE-2021-3421)
Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。
ソリューション
影響を受けるパッケージを更新してください。参考資料
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 183159
ファイル名: ubuntu_USN-5273-1.nasl
バージョン: 1.0
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Ubuntu Local Security Checks
公開日: 2023/10/16
更新日: 2023/10/16
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 5.1
現状値: 3.8
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS スコアのソース: CVE-2021-20271
CVSS v3
リスクファクター: High
基本値: 7
現状値: 6.1
ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:16.04:-:esm, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:18.04:-:esm, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:20.04:-:esm, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:debugedit, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpm-dev, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpm3, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpm8, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpmbuild3, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpmbuild8, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpmio3, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpmio8, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpmsign3, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:librpmsign8, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:python-rpm, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:python3-rpm, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:rpm, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:rpm-common, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:rpm-i18n, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:rpm2cpio
必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Debian/dpkg-l, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2022/7/21
脆弱性公開日: 2021/3/22
参照情報
CVE: CVE-2021-20266, CVE-2021-20271, CVE-2021-3421
USN: 5273-1