Amazon Linux 2: ncurses(ALAS-2024-2412)
medium Nessus プラグイン ID 187824
Language:
概要
リモートの Amazon Linux 2 ホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。説明
リモートホストにインストールされている ncurses のバージョンは、6.0-8.20170212 より前です。したがって、ALAS2-2024-2412 のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。- 6.1-20191012 以前の ncurses の terminfo ライブラリの tinfo/comp_hash.c の _nc_find_entry 関数に、ヒープベースのバッファオーバーリードがあります。(CVE-2019-17594)
- 6.1-20191012 以前の ncurses の terminfo ライブラリの tinfo/comp_hash.c の fmt_entry 関数に、ヒープベースのバッファオーバーリードがあります。(CVE-2019-17595)
- progs/dump_entry.c:1373 の one_one_mapping 関数のバッファオーバーフローの脆弱性(ncurses 6.1) により、リモートの攻撃者が細工されたコマンドを介してサービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2020-19185)
- tinfo/comp_hash.c:66 の _nc_find_entry 関数のバッファオーバーフローの脆弱性(ncurses 6.1) により、リモートの攻撃者が細工されたコマンドを介してサービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2020-19186)
- progs/dump_entry.c:1100 の fmt_entry 関数のバッファオーバーフローの脆弱性(ncurses 6.1) により、リモートの攻撃者が細工されたコマンドを介してサービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2020-19187)
- progs/dump_entry.c:1116 の fmt_entry 関数のバッファオーバーフローの脆弱性(ncurses 6.1) により、リモートの攻撃者が細工されたコマンドを介してサービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2020-19188)
- tinfo/parse_entry.c:997 の postprocess_terminfo 関数のバッファオーバーフローの脆弱性(ncurses 6.1) により、リモートの攻撃者が細工されたコマンドを介してサービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2020-19189)
- tinfo/comp_hash.c:70 の _nc_find_entry のバッファオーバーフローの脆弱性(ncurses 6.1) により、リモートの攻撃者が細工されたコマンドを介してサービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2020-19190)
Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。
ソリューション
「yum update ncurses」を実行してシステムを更新してください。参考資料
https://alas.aws.amazon.com/AL2/ALAS-2024-2412.html
https://alas.aws.amazon.com/cve/html/CVE-2019-17594.html
https://alas.aws.amazon.com/cve/html/CVE-2019-17595.html
https://alas.aws.amazon.com/cve/html/CVE-2020-19185.html
https://alas.aws.amazon.com/cve/html/CVE-2020-19186.html
https://alas.aws.amazon.com/cve/html/CVE-2020-19187.html
https://alas.aws.amazon.com/cve/html/CVE-2020-19188.html
https://alas.aws.amazon.com/cve/html/CVE-2020-19189.html
プラグインの詳細
深刻度: Medium
ID: 187824
ファイル名: al2_ALAS-2024-2412.nasl
バージョン: 1.1
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2024/1/9
更新日: 2024/1/10
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 4.4
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 5.8
現状値: 4.5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:P
CVSS スコアのソース: CVE-2019-17595
CVSS v3
リスクファクター: Medium
基本値: 5.4
現状値: 4.9
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:N/A:L
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-base, cpe:/o:amazon:linux:2, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-term, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-static, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-devel, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-c%2b%2b-libs, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-libs, p-cpe:/a:amazon:linux:ncurses-compat-libs
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2024/1/3
脆弱性公開日: 2019/10/14
参照情報
CVE: CVE-2019-17594, CVE-2019-17595, CVE-2020-19185, CVE-2020-19186, CVE-2020-19187, CVE-2020-19188, CVE-2020-19189, CVE-2020-19190