MS05-053:グラフィックレンダリングエンジンの脆弱性により、コードを実行できることがあります(896424)

high Nessus プラグイン ID 20172

概要

不正な形式のファイルを被害者に送信することで、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストには、グラフィックレンダリングエンジンと、Windows がメタファイルを扱う方法でのいくつかの脆弱性を修正するために重要なセキュリティ更新が、欠落しているバージョンの Microsoft Windows が含まれています。

攻撃者は、これらの欠陥を悪用して、特別に作り上げられた Windows メタファイル(WMF)または拡張メタファイル(EMF)をリモートホスト上の被害者に送信することで、リモートホストで任意のコードを実行することがあります。不正な形式のファイルを表示するとバッファオーバーフロー状態が発生し、これによってユーザーの権限で任意のコードを実行できることがあります。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP SP2、2003 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2005/ms05-053

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 20172

ファイル名: smb_nt_ms05-053.nasl

バージョン: 1.39

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2005/11/8

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2005/11/8

脆弱性公開日: 2005/3/17

エクスプロイト可能

Metasploit (Mozilla Firefox Interleaved document.write/appendChild Memory Corruption)

参照情報

CVE: CVE-2005-0803, CVE-2005-2123, CVE-2005-2124

BID: 15352, 15356

CERT: 134756, 300549, 433341

MSFT: MS05-053

MSKB: 896424