phpSysInfo < 2.4.1の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 20215

概要

リモートのWebサーバーは、複数の脆弱性の影響を受けるPHPアプリケーションが含まれています。

説明

リモートホストは、phpSysInfoを実行しています。これは、Linux/Unixシステムの/procエントリを解析し、HTMLで表示するPHPアプリケーションです。

リモートホストにインストールされているバージョンのphpSysInfoのグローバリゼーションレイヤーに設計上の欠陥があり、スクリプトの変数がPHPの「register_globals」設定に関係なく上書きされる可能性があります。攻撃者が、この問題を悪用して、WebサーバーユーザーIDの権限に従って、リモートホストで任意のファイルを読み取ったり、任意のPHPコードを実行したりする可能性があります。

さらに、アプリケーションは、動的に生成されたページで使用する前に、ユーザー指定の入力をサニタイズできないため、クロスサイトスクリプティングおよびHTTP応答分割攻撃を仕掛けるために使用される可能性があります。

ソリューション

phpSysInfo 2.4.1以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.hardened-php.net/advisory_222005.81.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 20215

ファイル名: phpsysinfo_241.nasl

バージョン: 1.22

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2005/11/16

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:phpsysinfo:phpsysinfo

必要な KB アイテム: www/PHP

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

脆弱性公開日: 2003/1/18

参照情報

CVE: CVE-2003-0536, CVE-2005-0870, CVE-2005-3347, CVE-2005-3348

BID: 7286, 15396, 15414

CWE: 22, 352