リモートの Ubuntu 20.04 LTS / 22.04 LTS / 24.04 LTS ホストには、USN-7015-1 のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

    Python email モジュールでは、特殊文字を含むメールアドレスが不適切にし解析されることがわかりました。リモートの攻撃者がこの問題を利用して、特定の保護メカニズムをバイパスする可能性があります。
    (CVE-2023-27043)

    Python が特定の tarfile ヘッダーを解析する際に過剰なバックトラッキングを許可することがわかりました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用して Python にリソースを消費させ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2024-6232)

    Python のメールモジュールがメールヘッダーの改行に不適切な引用符が付けることがわかりました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用して、ヘッダーインジェクションを仕掛ける可能性があります。(CVE-2024-6923)

    Python の http.cookies モジュールが、引用符で囲まれた文字にバックスラッシュを含む Cookie の解析を不適切に処理することがわかりました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用して Python にリソースを消費させ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。(CVE-2024-7592)

    Python zipfile モジュールが不正な形式の zip ファイルを不適切に処理していることがわかりました。リモートの攻撃者がこの問題を悪用して Python の応答停止を引き起こし、結果的にサービス拒否が発生する可能性があります。(CVE-2024-8088)

Tenable は、前述の説明ブロックを Ubuntu セキュリティアドバイザリからすでに直接抽出しています。

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

Ubuntu 20.04 LTS / 22.04 LTS / 24.04 LTS : Python の脆弱性 (USN-7015-1)

medium Nessus プラグイン ID 207282

バージョン 1.1