Limbo CMSの複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 20824

概要

リモートWebサーバーに、複数の脆弱性の影響を受けるPHPアプリケーションが含まれています。

説明

リモートホストは、PHPで書かれたコンテンツ管理システムであるLimbo CMSを実行しています。

このソフトウェアのリモートバージョンは、次のいくつかの欠陥に対して脆弱です:

- register_globalsがオフで、LimboがMySQLバックエンドを使用するように構成されている場合は、'_SERVER[REMOTE_ADDR]'パラメーターの不適切なサニタイズが原因でSQLインジェクションが可能になります。

- PHPの「display_errors」設定が有効な場合に、「doc.inc.php」、「element.inc.php」、および「node.inc.php」のファイルが必要とされると、インストールパスが漏洩します。

- 「_SERVER [REMOTE_ADDR]」パラメーターの不適切なサニタイズが原因で、Statsモジュールを使用したクロスサイトスクリプティング攻撃が可能です。

- 「option」パラメーターが不適切にサニタイズされているため、「index2.php」スクリプトを介して任意のPHPファイルを取得できます。

- 攻撃者は、SQLインジェクション攻撃とディレクトリトランスバーサル攻撃の組み合わせを介して、リモートシステム上の任意のシステムコマンドを実行できます。

ソリューション

上記参照先からパッチを適用してください。

参考資料

https://www.securityfocus.com/archive/1/419470

http://www.nessus.org/u?6b3b5f19

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 20824

ファイル名: limbo_multiple_flaws.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2006/1/30

更新日: 2021/1/19

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.6

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

必要な KB アイテム: www/PHP

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

脆弱性公開日: 2005/12/14

参照情報

CVE: CVE-2005-4317, CVE-2005-4318, CVE-2005-4319, CVE-2005-4320

BID: 15871