リモート macOS ホストにインストールされている Adobe Media Encoder のバージョンが、15.4より前です。したがって、APSB21-43 のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。

  - Adobe Media Encoder バージョン 15.2 (以前) は、特別に細工されたファイルを解析する際にメモリ破損の脆弱性の影響を受けます。認証されていない攻撃者がこの脆弱性を利用し、現在のユーザーのコンテキストで任意コードを実行する可能性があります。この問題を悪用するにはユーザーの操作が必要で、被害者が悪意のあるファイルを開く必要があります。(CVE-2021-36015)

  - Adobe Media Encoder バージョン 15.2 (以前) は、特別に細工されたファイルを解析する際に領域外読み取りの脆弱性の影響を受けます。認証されていない攻撃者がこの脆弱性を利用し、現在のユーザーのコンテキストで任意コードを実行する可能性があります。この問題を悪用するにはユーザーの操作が必要で、被害者が悪意のあるファイルを開く必要があります。(CVE-2021-28589、CVE-2021-28590、CVE-2021-36013)

  - Adobe Media Encoder バージョン 15.2 (以前) は、特別に細工されたファイルを解析する際に初期化されていないポインターの脆弱性の影響を受けます。認証されていない攻撃者がこの脆弱性を利用し、現在のユーザーのコンテキストで任意のファイルシステム情報を読み取る可能性があります。この問題を悪用するにはユーザーの操作が必要で、被害者が悪意のあるファイルを開く必要があります。(CVE-2021-36014)

  - Adobe Media Encoder バージョン 15.2 (以前) は、特別に細工されたファイルを解析する際に領域外読み取りの脆弱性の影響を受けます。認証されていない攻撃者がこの脆弱性を利用し、現在のユーザーのコンテキストで任意のファイルシステム情報を読み取る可能性があります。この問題を悪用するにはユーザーの操作が必要で、被害者が悪意のあるファイルを開く必要があります。(CVE-2021-36016)

  - Adobe Media Encoder バージョン 15.2 (以前) は領域外読み取りの脆弱性の影響を受け、機密メモリの漏洩につながる可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を利用し、ASLR のような緩和策をバイパスする可能性があります。この問題を悪用するにはユーザーの操作が必要で、被害者が悪意のあるファイルを開く必要があります。(CVE-2021-36060)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

Adobe Media Encoder < 15.4 複数の脆弱性 (APSB21-43) (macOS)

high Nessus プラグイン ID 209375

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