Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2016-2197

medium Nessus プラグイン ID 219308

概要

Linux/Unix ホストには、ベンダーにより修正されていないことを示す脆弱性を持つ複数のパッケージがインストールされています。

説明

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

- IDE AHCI エミュレーションサポートで構築された QEMU(別名 Quick Emulator)は、NULL ポインターデリファレンスの欠陥に対して脆弱です。これは、フレーム情報構造(FIS)とコマンドリストブロック(CLB)エントリのマッピング解除中に発生します。ゲスト内の権限のあるユーザーがこの欠陥を利用して、QEMU プロセスインスタンスをクラッシュさせ、DoS を引き起こす可能性があります。 (CVE-2016-2197)

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

ソリューション

現時点で既知の解決策はありません。

参考資料

https://access.redhat.com/security/cve/cve-2016-2197

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 219308

ファイル名: unpatched_CVE_2016_2197.nasl

バージョン: 1.2

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2025/3/4

更新日: 2025/8/7

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.1

現状値: 1.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2016-2197

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.5

現状値: 4.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:centos:centos:7, cpe:/a:redhat:openstack:5::el6, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:7, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6, p-cpe:/a:centos:centos:qemu-kvm-rhev, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:qemu-kvm-rhev

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, global_settings/vendor_unpatched, Host/OS/identifier

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2016/1/28

参照情報

CVE: CVE-2016-2197