Brightmail AntiSpam bmagentの複数のリモート脆弱性(DoS、トラバーサル) Multiple Remote Vulnerabilities (DoS, Traversal)

high Nessus プラグイン ID 22158

概要

リモートのWebサーバーは複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストはメールサーバー用のスパム対策およびウイルス対策フィルターであるBrightmail AntiSpamを実行しています。これには、Brightmail Control CenterがBrightmail Scannerを管理するために使用するWebサーバー、Brightmail Agentが含まれています。

リモートホストにインストールされているバージョンのBrightmail Agentは、認証を必要としないため、攻撃者は影響を受けるアプリケーションに対して管理者としての制御権を取得することができます。攻撃者がこの問題を悪用して、Brightmail Scannerのサービスを停止または無効化することにより、正当なユーザーへのメール配信を中断させる可能性があります。あるいは、アプリケーションに関連するファイルの読み取りおよび書き込みを行い、機密情報の漏洩またはアプリケーション自体の再構成が発生する可能性があります。

さらに、Brightmail Agentがディレクトリトラバーサルの脆弱性の影響を受け、読み取りおよび書き込みがアプリケーションのディレクトリに限定されなくなります。この問題の悪用が成功すると、WindowsでアプリケーションはLOCAL SYSTEM権限で実行するため、影響を受けるホストが完全に侵害される可能性があります。

ソリューション

Brightmail Agentへのアクセスを制限するか(Symantec Support Knowledge Baseのドキュメントid 2004123109522163を参照)、Symantec Brightmail AntiSpam 6.0.4 / Symantec Mail Security for SMTP 5.0 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?e069763f

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 22158

ファイル名: brightmail_bmagent_mult_vulns.nasl

バージョン: 1.22

タイプ: remote

ファミリー: Gain a shell remotely

公開日: 2006/8/4

更新日: 2018/6/27

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 5.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

Nessus によりエクスプロイト済み: true

脆弱性公開日: 2006/7/27

参照情報

CVE: CVE-2006-4013, CVE-2006-4014

BID: 19182

CWE: 22