e107 ibrowser.php zend_has_del()関数のリモートコードの実行

high Nessus プラグイン ID 22299

概要

リモートWebサーバーに、任意のPHPコードの実行を可能にするPHPスクリプトが含まれています。

説明

リモートホストにインストールされているe107のバージョンに含まれている「e107_handlers/tiny_mce/plugins/ibrowser/ibrowser.php」スクリプトに、プログラミングの欠陥が含まれています。この欠陥を利用すれば、認証されていないリモート攻撃者が、WebサーバーユーザーIDの権限に従って、影響を受けるホストで任意のPHPコードを実行する可能性があります。

この問題の悪用が成功するには、PHPの「register_globals」設定と「file_uploads」設定が有効になっており、PHPのリモートバージョンが4.4.1や5.0.6より古い必要があることに注意してください。

ソリューション

PHPバージョン4.4.3/5.1.3以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.hardened-php.net/globals-problem

http://www.nessus.org/u?ccaf872d

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 22299

ファイル名: e107_globals_overwrite.nasl

バージョン: 1.33

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2006/9/2

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:e107:e107

必要な KB アイテム: www/e107

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

Nessus によりエクスプロイト済み: true

パッチ公開日: 2006/5/2

脆弱性公開日: 2006/5/1

参照情報

CVE: CVE-2005-3390, CVE-2006-3017

BID: 15250, 17843