SAP DB/MaxDB WebDBMクライアントデータベース名リモートオーバーフロー

critical Nessus プラグイン ID 22309

概要

リモートWebサーバーは、バッファオーバーフローの攻撃を受けやすい状態にあります。

説明

リモートホストは、OLTPとOLAPをサポートするSAP認定オープンソースデータベースのSAP DBまたはMaxDBを実行しています。

そのバージョンによると、リモートホスト上のMaxDBのWeb DBMコンポーネントに、バッファオーバーフローが含まれていることが報告されています。この問題は、長いデータベース名を含むHTTPリクエストによってトリガーできます。認証されていないリモート攻撃者が、この欠陥を悪用して、「wahttp」プロセスの権限に従って、影響を受けるホストで任意のコードを実行する可能性があります。

Windowsでは、「wahttp」プロセスが「SYSTEM」権限で実行されるため、攻撃が成功すると、影響を受けるシステムが完全に侵害される可能性があります。

ソリューション

問題が解決されると報告されている、Web DBMバージョン7.6.00.31以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.symantec.com/content/en/us/enterprise/research/SYMSA-2006-009.txt

https://www.securityfocus.com/archive/1/444601/30/0/threaded

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 22309

ファイル名: webdbm_database_overflow.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2006/9/6

更新日: 2021/1/19

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

パッチ公開日: 2006/8/29

脆弱性公開日: 2006/8/29

エクスプロイト可能

Metasploit (MaxDB WebDBM Database Parameter Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2006-4305

BID: 19660