リモートの Windows ホストにインストールされている Thunderbird は、128.9.2 より前のバージョンです。したがって、mfsa2025-27 のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けます。

  - メールに、X-Mozilla-External-Attachment-URL ヘッダーを介する外部リンクのある複数の添付ファイルが含まれている場合、いずれかの添付ファイルの上にカーソルを合わせると最後のリンクのみが表示されます。クリックすると正しいリンクが使用されますが、誤解を招くホバーテキストにより、ユーザーが騙されて、信頼できないソースからコンテンツをダウンロードする可能性があります。
    (CVE-2025-3523)

  - Thunderbird は、X-Mozilla-External-Attachment-URL ヘッダーを処理して、外部でホストされる可能性がある添付ファイルを処理します。メールが開かれると、Thunderbird は指定された URL にアクセスしてファイルサイズを判断し、ユーザーが添付ファイルをクリックするとその URL に移動します。URL が検証またはサニタイズされていないため、chrome:// または SMB 共有 file:// リンクなどの内部リソースを参照できます。これにより、ハッシュ化された Windows 認証情報の漏洩を引き起こし、より深刻なセキュリティ問題を発生させる可能性があります。
    (CVE-2025-3522)

  - マルチパートメッセージの添付ファイルの無効な形式のファイル名を細工することで、メッセージが新しいメッセージとして転送または編集されるとき、攻撃者が Thunderbird を騙して /tmp のディレクトリリストを含めさせる可能性があります。この脆弱性により、攻撃者が被害者のシステムから秘密情報を漏洩させる可能性があります。この脆弱性は Linux に限定されません。同様の動作が Windows でも確認されています。
    (CVE-2025-2830)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

検出

Mozilla Thunderbird < 128.9.2

medium Nessus プラグイン ID 234456

バージョン 1.3

バージョン 1.2

バージョン 1.1

バージョン 1.3 May 5, 2025, 3:10 PM IAVM reference Plugin Feed: 202505051510
バージョン 1.2 Apr 17, 2025, 11:50 PM IAVM reference STIG Severity (set to "I") Plugin Feed: 202504172350
バージョン 1.1 Apr 16, 2025, 8:33 AM New Plugin Feed: 202504160833