Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2024-36474

high Nessus プラグイン ID 251962

概要

Linux/Unix ホストには、ベンダーにより修正されていないことを示す脆弱性を持つ複数のパッケージがインストールされています。

説明

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

- GNOME Project G Structured File Librarylibgsfバージョンv1.14.52のCompound Document Binary Fileフォーマットパーサーに、整数オーバーフローの脆弱性があります。特別に細工されたファイルにより、そのファイルからディレクトリを処理する際に整数オーバーフローが発生し、これにより配列への読み書きを行う際に領域外インデックスが使用される可能性があります。これにより、任意のコードが実行されることがあります。攻撃者が悪質なファイルを提供してこの脆弱性を利用する可能性があります。(CVE-2024-36474)

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

ソリューション

現時点で既知の解決策はありません。

参考資料

https://ubuntu.com/security/CVE-2024-36474

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 251962

ファイル名: unpatched_CVE_2024_36474.nasl

バージョン: 1.1

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2025/8/19

更新日: 2025/8/19

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2024-36474

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:16.04:-:lts, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:18.04:-:lts, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:14.04:-:lts, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:libgsf

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, global_settings/vendor_unpatched, Host/OS/identifier

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

脆弱性公開日: 2024/10/3

参照情報

CVE: CVE-2024-36474