Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2020-10803

medium Nessus プラグイン ID 255423

概要

Linux/Unix ホストには、ベンダーにより修正されていないことを示す脆弱性を持つ複数のパッケージがインストールされています。

説明

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

- phpMyAdminの4.9.5以前の4.x、5.0.2以前の5.xで、SQLインジェクションの脆弱性が発見されました。悪意のあるコードを使用して、結果を取得して表示することでXSS攻撃をトリガーできます (tbl_get_field.phpおよびlibraries/classes/Display/Results.php) 。攻撃者は細工されたデータを特定のデータベーステーブルに挿入できる必要があります。そのデータを取得すると (「Browse」タブなどを使用して) XSS攻撃のトリガーとなる可能性があります。 (CVE-2020-10803)

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

ソリューション

現時点で既知の解決策はありません。

参考資料

https://ubuntu.com/security/CVE-2020-10803

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 255423

ファイル名: unpatched_CVE_2020_10803.nasl

バージョン: 1.1

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2025/8/26

更新日: 2025/8/26

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.0

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 3.5

現状値: 2.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2020-10803

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.4

現状値: 4.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:16.04:-:lts, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:phpmyadmin, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:14.04:-:lts

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/local_checks_enabled, global_settings/vendor_unpatched, Host/OS/identifier

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2020/3/20

参照情報

CVE: CVE-2020-10803