Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2022-28734

high Nessus プラグイン ID 258940

概要

Linux/Unix ホストには、ベンダーにより修正されていないことを示す脆弱性を持つ複数のパッケージがインストールされています。

説明

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

- 分割 HTTP ヘッダーを処理する際の領域外書き込み: GRUB2 の HTTP コードは、スプリット HTTP ヘッダーを処理する際に、内部のデータバッファのポイントを誤って 1 つ移動させます。これにより、HTTP リクエストの解析時にさらに領域外書き込みが発生し、バッファを超えて NULL バイトを書き込む可能性があります。攻撃者が制御するパケットのセットによって、GRUB2 の内部メモリメタデータの破損が引き起こされる可能性があると考えられます。
(CVE-2022-28734)

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

ソリューション

現時点で既知の解決策はありません。

参考資料

https://ubuntu.com/security/CVE-2022-28734

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 258940

ファイル名: unpatched_CVE_2022_28734.nasl

バージョン: 1.1

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2025/8/30

更新日: 2025/8/30

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2022-28734

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7

現状値: 6.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:grub2-signed, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:16.04:-:lts, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:14.04:-:lts, p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:grub2-unsigned

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/local_checks_enabled, global_settings/vendor_unpatched, Host/OS/identifier

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2022/6/16

参照情報

CVE: CVE-2022-28734