Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2025-38546

critical Nessus プラグイン ID 259970

概要

Linux/Unix ホストには、ベンダーにより修正されていないことを示す脆弱性を持つ複数のパッケージがインストールされています。

説明

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

- atmclip構造体 clip_vcc のメモリ漏洩を修正します。 ioctlATMARP_MKIPは、clip_vcc 構造体を割り当て、vcc->user_back に設定します。このコードでは、ソケットが close()d のときに vcc_destroy_socket() が NULL skb を vcc->push() に渡し、その後 clip_push() が clip_vcc を解放すると想定しています。しかし、ioctlATMARPD_CTRLはatm_init_atmarp()のvcc->push()にNULLを設定し、メモリリークを引き起こします。メモリ漏洩を防ぐために、lock_sock() により 2 つの ioctl() をシリアル化して atm_init_atmarp() の vcc->push() をチェックします。CVE-2025-38546

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

ソリューション

現時点で既知の解決策はありません。

参考資料

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2025-38546

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 259970

ファイル名: unpatched_CVE_2025_38546.nasl

バージョン: 1.1

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2025/8/31

更新日: 2025/8/31

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2025-38546

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:debian:debian_linux:14.0, cpe:/o:debian:debian_linux:11.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:linux

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/local_checks_enabled, global_settings/vendor_unpatched, Host/OS/identifier

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2025/8/16

参照情報

CVE: CVE-2025-38546