Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2025-57632

high Nessus プラグイン ID 266116

概要

Linux/Unix ホストには、ベンダーにより修正されていないことを示す脆弱性を持つ複数のパッケージがインストールされています。

説明

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

- libsmb2 6.2+ は、バッファオーバーフローに対して脆弱です。SMB2 でチェーンされた PDUNextCommandを処理するとき、libsmb2 は smb2_add_iovector() を繰り返し呼び出し、v->niov の上限をチェックすることなく固定サイズの iovec 配列に追加しますSMB2_MAX_VECTORS=256。攻撃者は、多数のチェーンされた PDU のある応答を細工して v->niov をオーバーフローさせ、ヒープの領域外書き込みを実行して、メモリ破損やクラッシュを引き起こしたり、任意のコードを実行させたりする可能性があります。SMB2_OPLOCK_BREAK パスは、メッセージ ID の検証をバイパスします。
(CVE-2025-57632)

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

ソリューション

現時点で既知の解決策はありません。

参考資料

https://ubuntu.com/security/CVE-2025-57632

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 266116

ファイル名: unpatched_CVE_2025_57632.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2025/9/29

更新日: 2025/11/15

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2025-57632

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:U/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:libsmb2, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:25.10

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, global_settings/vendor_unpatched, Host/OS/identifier

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

参照情報

CVE: CVE-2025-57632