Linux Distros のパッチ未適用の脆弱性: CVE-2023-53732

critical Nessus プラグイン ID 271568

概要

Linux/Unix ホストには、ベンダーにより修正されていないことを示す脆弱性を持つ複数のパッケージがインストールされています。

説明

Linux/Unix ホストには、ベンダーが提供するパッチが利用できない脆弱性の影響を受ける複数のパッケージがインストールされています。

- fs/ntfs3ni_write_inode の NULL 逆参照を修正します。Syzbot は、ni_write_inode の NULL 逆参照を報告します。新しい inode を作成する際、mi_init 関数mi_format_new 関数で呼び出されるで割り当てが失敗した場合、mi->mrec が NULL に設定されます。この inode 作成のエラーパスでは、mi->mrec が後に ni_write_inode で逆参照されます。NULL デリファレンスを防ぐために NULL チェックを追加します。CVE-2023-53732

Nessus は、ベンダーによって報告されたパッケージの存在に依存していることに注意してください。

ソリューション

現時点で既知の解決策はありません。

参考資料

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2023-53732

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 271568

ファイル名: unpatched_CVE_2023_53732.nasl

バージョン: 1.1

タイプ: local

エージェント: unix

ファミリー: Misc.

公開日: 2025/10/27

更新日: 2025/10/27

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2023-53732

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:U/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:debian:debian_linux:11.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, global_settings/vendor_unpatched, Host/OS/identifier

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

脆弱性公開日: 2025/10/22

参照情報

CVE: CVE-2023-53732