SAPlpd < 6.29の複数の脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 31121

概要

リモートの印刷サービスは、複数の脆弱性に影響を受けます。

説明

SAP GUIのコンポーネントであるSAPlpdが、リモートホストで実行されています。

バージョン番号によると、リモートホストで実行されているSAPlpdのインストールは、いくつかのサービス拒否およびバッファオーバーフロー脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモート攻撃者が、これらの問題を利用し、影響を受けるサービスをクラッシュさせたり、影響を受けるホストを運用する際の権限範囲で、それらのホストで任意のコードを実行したりできます。

ソリューション

SAP GUI for Windowsバージョン 7.10 パッチレベル6 / 6.30 パッチレベル30 / 6.20 パッチレベル72以降に更新することで、SAPlpdバージョン 6.29 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://aluigi.altervista.org/adv/saplpdz-adv.txt

https://seclists.org/bugtraq/2008/Feb/27

https://seclists.org/bugtraq/2008/Feb/34

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 31121

ファイル名: saplpd_6_29.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2008/2/20

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.0

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:sap:saplpd, cpe:/a:sap:sapgui

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

エクスプロイト可能

CANVAS (D2ExploitPack)

Core Impact

Metasploit (SAP SAPLPD 6.28 Buffer Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2008-0620, CVE-2008-0621

BID: 27613

CWE: 119

SECUNIA: 28786