GentooでのFirebird:Linuxの/etc/conf.d/firebirdの呼び出しISC_PASSWORD認証のバイパス

high Nessus プラグイン ID 32316

概要

リモートデータベースサーバーにより、パスワードなしで管理アカウントへのリモート接続が許可されます。

説明

リモートホスト上のバージョンのFirebirdは、データベースサーバーを起動する前に「ISC_PASSWORD」環境変数を設定し、それを、パスワードが提供されない場合のリモートクライアント接続に使用します。攻撃者がこの問題を利用して、空のパスワードを持つ「SYSDBA」として接続し、データベースユーザーの認証情報を保持する「security2.fdb」以外の、影響を受けるホスト上の任意のデータベースにアクセスする可能性があります。

ソリューション

Gentooで実行している場合は、emergeを使用してdev-db/firebird-2.0.3.12981.0-r6以降にアップグレードしてください。

または、サービスの起動時に環境変数「ISC_USER」および「ISC_PASSWORD」が設定されていないことを確認してください。

参考資料

https://bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=216158

https://www.securityfocus.com/archive/1/491871/30/0/threaded

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 32316

ファイル名: firebird_isc_password_set.nasl

バージョン: 1.13

タイプ: remote

ファミリー: Databases

公開日: 2008/5/14

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:firebirdsql:firebird

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

参照情報

CVE: CVE-2008-1880

BID: 29123

CWE: 255

GLSA: 200805-06

SECUNIA: 30162