Retrospect Backup Clientの複数の脆弱性(ESA-08-009)

medium Nessus プラグイン ID 33561

概要

リモートバックアップクライアントが、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

バージョン番号によると、リモートホストにインストールされているRetrospect Backup Clientは、いくつかの脆弱性の影響を受けます:

- クライアントでのエラーにより、特別に細工されたパケットを処理するときに、メモリ破損が発生し、ひいてはサービス拒否状態が発生する可能性があります。ただし、サポートされている構成ではない中国語のオペレーティングシステムで英語のクライアントが使用されている場合のみです。

- パスワードハッシュが暗号化されていない状態でネットワークに送信されるため、漏洩する可能性があります。

- NULLポインター逆参照のエラーにより、サービス拒否状態が発生することがあります。

ソリューション

最新バージョンのRetrospect Clientソフトウェアにアップグレードし、少なくとも 6.2.229(Macintosh)/ 7.6.106(Windows)/ 7.6.100(Red Hat LinuxまたはSolaris)であることを確認してください。

参考資料

http://www.fortiguardcenter.com/advisory/FGA-2008-16.html

https://www.securityfocus.com/archive/1/494560/30/0/threaded

https://www.securityfocus.com/archive/1/494562/30/0/threaded

https://www.securityfocus.com/archive/1/494564/30/0/threaded

http://kb.dantz.com/article.asp?article=9692&p=2

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 33561

ファイル名: retrospect_client_esa_08_009.nasl

バージョン: 1.14

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2008/7/23

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

参照情報

CVE: CVE-2008-3287, CVE-2008-3289, CVE-2008-3290

BID: 30306, 30308, 30313

CWE: 20, 200, 399

Secunia: 31186