Moodle「lib/kses.php」「kses_bad_protocol_once」関数の任意のPHPコード実行

high Nessus プラグイン ID 34095

概要

リモートWebサーバーに、任意のコードのリモート実行を可能にするPHPアプリケーションが含まれています。

説明

リモートホスト上のMoodleのバージョンに、「lib/kses.php」内の「kses_bad_protocol_once()」関数で「preg_replace()」を安全に呼び出さないKSES HTMLフィルタリングライブラリのバージョンが含まれています。認証されていないリモート攻撃者が、この問題を利用して、WebサーバーユーザーIDの権限に従って実行される任意のPHPコードを挿入する可能性があります。

使用中のKSESライブラリのバージョンに、いくつかのクロスサイトスクリプティングとHTMLフィルタリングバイパスの脆弱性も存在することが報告されていますが、Nessusではそれらを明示的にテストしていないことに注意してください。

ソリューション

Moodle 1.8.5、1.9、または最近のナイトリー1.7.xまたは1.6.xビルドにアップグレードしてください。

参考資料

https://moodle.org/mod/forum/discuss.php?d=95031

https://docs.moodle.org/35/en/Release_Notes#Moodle_1.8.5

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 34095

ファイル名: moodle_kses_code_exec.nasl

バージョン: 1.23

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2008/9/5

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:moodle:moodle

必要な KB アイテム: www/PHP, installed_sw/Moodle

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

Nessus によりエクスプロイト済み: true

エクスプロイト可能

Elliot (Moodle <= 1.8.4 RCE)

参照情報

BID: 28599

SECUNIA: 30986, 31017