ClamAV < 0.94.1のget_unicode_name()のOff-by-Oneバッファオーバーフロー

high Nessus プラグイン ID 34729

概要

リモートのウイルス対策サービスは、バッファオーバーフローの脆弱性の影響を受けます。

説明

バージョンによると、リモートホストのclamdウイルス対策デーモンのバージョンは 0.94.1 より前です。このようなバージョンには、VBAプロジェクトファイルを解析する原因となるコードにoff-by-oneのヒープオーバーフローの脆弱性があります。特定の「name」バッファが渡される場合に、特に「libclamav/vba_extract.c」の「get_unicode_name()」関数に脆弱性があります。

リモートの攻撃者がOLE2 Officeドキュメントに埋め込まれた特別に細工されたVBAプロジェクトファイルを使用して、この脆弱性を誘発させ、「clamd」プロセスの権限でリモートホストで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

ClamAV 0.94.1 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://seclists.org/bugtraq/2008/Nov/70

http://www.nessus.org/u?91209430

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 34729

ファイル名: clamav_0_94_1.nasl

バージョン: 1.20

タイプ: remote

ファミリー: Gain a shell remotely

公開日: 2008/11/10

更新日: 2018/11/15

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:clamav:clamav

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

参照情報

CVE: CVE-2008-5050

BID: 32207

CWE: 119