Kerio MailServer < 6.6.2での複数のXSS(KSEC-2008-12-16-01)

medium Nessus プラグイン ID 35258

概要

リモートメールサーバーは、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性の影響を受けます。

説明

バナーによると、リモートホストは6.6.2より前のバージョンのKerio MailServerを実行しています。それらのバージョンの複数のファイルは、クロスサイトスクリプティングの脆弱性に影響を受けると報告されています。

- アプリケーションは、「mailCompose.php」スクリプトの「folder」パラメーターおよび「calendarEdit.php」スクリプトの「daytime」パラメーターへの入力を、動的HTMLを生成するために使用する前に、サニタイズできません。

-「error413.php」スクリプトの「sent」パラメーターに渡されるコンテンツが、ユーザーに返される前にサニタイズされません。

これらの問題の悪用に成功すると、影響を受けるサイトのセキュリティコンテキスト内のユーザーのブラウザで任意のHTMLおよびスクリプトコードが実行される可能性があります。

ソリューション

Kerio MailServer 6.6.2以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.kerio.com/security_advisory.html#0812

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 35258

ファイル名: kerio_kms_662.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses : XSS

公開日: 2008/12/22

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:kerio:kerio_mailserver

必要な KB アイテム: kerio/port

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

参照情報

CVE: CVE-2008-5760, CVE-2008-5769

BID: 32863

CWE: 79

SECUNIA: 32955