Samba 3.2.0 - 3.2.6の承認されていないファイルアクセス

medium Nessus プラグイン ID 35298

概要

リモートSambaサーバーは、承認されていないアクセスの脆弱性の影響を受ける可能性があります。

説明

バナーによると、リモートホストでのSambaサーバーのバージョンは、3.2.0~3.2.6(これらのバージョンを含みます)です。そのようなバージョンでは、認証されたリモートユーザーが、3.0.28より前のバージョンのsmbclientから ''(空の文字列)と呼ばれる共有をリクエストすることで、自身の権限にしたがってrootファイルシステムへのアクセス権を取得することが報告されています。この問題を悪用するには、「レジストリの共有」を有効にする必要があります。これはデフォルトでは有効になっていません。

注意:Nessusは、この問題の悪用や、「レジストリの共有」が有効になっているかどうかの確認、修正が適用されているかどうかの確認を実際には試行していません。

ソリューション

Sambaバージョン 3.2.7 またはそれ以降にアップグレードするか、プロジェクトのアドバイザリで参照されている適切なパッチを適用してください。

参考資料

https://www.samba.org/samba/security/CVE-2009-0022.html

https://www.samba.org/samba/history/samba-3.2.7.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 35298

ファイル名: samba_3_2_7.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: remote

ファミリー: Misc.

公開日: 2009/1/6

更新日: 2018/11/15

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6

現状値: 4.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:samba:samba

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, SMB/samba, SMB/NativeLanManager

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

参照情報

CVE: CVE-2009-0022

BID: 33118

CWE: 20

Secunia: 33379